2010年4月の記事

100417.jpg以前の記事で感想を書いた、1Q84のbook3がようやく出ました!既に10万部だか20万部だか増刷したとニュースになっていましたね。

続編がでるということは3ヶ月くらい前から言われていたので、今回はamazonで予約注文しておき販売日当日にゲットしました。そして前回同様に全ての活動を停止し、一気に読んでしまいました。
毎回のことながら、この引き込み力はさすがです。恐ろしいほどの中毒性!

あのままオープンエンドで終わってしまったらどうしようかと思いましたが、book3では物語として着地点をつけてあり、book2までで張り巡らしていた伏線や謎にも一通りの答えを提示しています。また、村上春樹氏が以前公言していたとおり、たしかにこの物語は「純愛小説」だということがよくわかる内容でした。

読み終わってみて、まさかここまできっちり結末を付けるとは...とかなり意外な感じがしました。これで完結としても全く不思議ではないのですが、これまで何冊か村上氏の本を読んでいると、らしくないなぁと逆に不安になってきます。嵐の前の静けさ?みたいな。

そう思っていた矢先、どうやらさらに続編(book4)が出るという噂もあるようで。
book1とbook2で張り巡らせた伏線を、book3では収束させることで完結し、最終的な結末には達していないのかもしれません。
そして、本当の結末は次回作に託されている、と考える方が自然な気がします。
まぁ本当のところは作者にしかわからないのでしょうが。

もしbook4まで続くことになれば、1Q84は超大作ですね。
ワタシとしては、また次の楽しみがあるのは嬉しい限りですhappy01
こうなると、もはや完結しなくていいので、永久に続編が出続けてほしい気分です。

本文中に、マルセル・プルーストが生涯をかけて執筆した長編小説「失われた時を求めて」について、『刑務所にでも入ることがなければ読まないであろう長い本』と評する場面があります。
ひょっとしてこの1Q84自体もそういう本にしようとしているという示唆では、と思うのは深読みのしすぎでしょうか?

ただ、一気に読む反動でしょうか、時間が空くと色々と忘れてしまうのが難点です。
今回のbook3もbook2で一瞬出てきただけの脇役がかなりの主要人物となっていて、誰?ってなりましたし、book4が出る頃には前の3冊全てを読み返さなきゃならないんじゃなかろうか...。


1Q84 BOOK 1
1Q84 BOOK 2
1Q84 BOOK 3

100405.gif先週末、お花見をしましたcherryblossom
鉄板焼きをしながら桜を見たのははじめてでしたが、なかなかいいものですねぇ。
しかし、この時期は意外と寒くなるんですよね。雨はなんとか降らなかったのは幸いでしたが、寒かったぁ。
夕方はさらに寒い思いをしながら、ライトアップされた桜の名所で夜桜見物...。
この寒さならば来週末くらいまで桜も持ちそうですね。